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【目にまつわる話】『眼圧』について

『眼圧』とは、眼球内部の圧力のことをいいます。
眼球は内部に房水という液体を含んでいて、房水は角膜や水晶体といった、血管がなく、血液から栄養をもらうことができない組織に栄養を与える役割を担っています。
房水が眼球内を流れることで眼圧は一定に保たれていて、眼球は丸い形状を保つことができています。

【目にまつわる話】『眼圧』についての画像
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眼圧が低いと眼球の形が保てなくなり、高いと視神経が圧迫され、徐々に損傷を受けてしまい、緑内障の原因となります。
眼圧の検査を定期的に行い、正常の範囲内に保たれているかどうかを確認することをおすすめします。

眼圧の正常値は10~21mmHgといわれていますが、人によって耐えられる眼圧が異なります。
眼圧は、一日の中でも変動しやすいという特徴があります。正常値から外れた場合でも、日にちや時間帯を変えて再検査をすることで問題なしと診断されることもあります。
また、眼圧は季節によっても変動することがあります。一般的に夏は低く、冬は高い傾向にあります。

眼圧が正常値よりも高い場合は緑内障の可能性が考えられます。
緑内障は、視神経が損傷を受け、視野に障害が現れる病気です。ただ、眼圧が正常値内でも緑内障になる場合もあり(正常眼圧緑内障)、眼底検査で緑内障が発見されることもあります。

眼圧の高さには肥満や高血圧も影響しています。そのため、生活習慣病の予防は目の健康にも役立ちます。肥満や高血圧に該当する人はまず、減量から取り組むことをおすすめします。

眼圧が高いと指摘された場合には、まずは眼科を受診し、検査や医師の診断を受けた上で、必要に応じて緑内障の治療を行いましょう。

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