こんにちは。
6月20日で東京都の緊急事態宣言は解除されましたが、在宅ワークは今後も継続されそうですね。
皆様はVDT症候群という言葉を聴いたことがありますか?
VDT症候群(VDT:Visual Display Terminals)とは、パソコン作業などを長時間することで起こり得る様々な症状のことで、別名「IT眼症」とも呼ばれています。
自宅でのテレワークに伴い、パソコンを使った作業が増加しており、今まで以上にその予防が大切となりました。
VDT症候群の症状
〇眼の症状
ディスプレイを長時間見続けることから
・目の疲れ(眼精疲労)
・目の渇き(ドライアイ)
・視力低下
などをきたします。
ディスプレイを長時間見続けることから
・目の疲れ(眼精疲労)
・目の渇き(ドライアイ)
・視力低下
などをきたします。
〇身体の症状
同じ姿勢で作業を続けるため、
・首・肩・腰の凝り
・背中の痛み
・手指のしびれ
が起こります。
上記に頭痛や吐き気を伴うこともあります。
同じ姿勢で作業を続けるため、
・首・肩・腰の凝り
・背中の痛み
・手指のしびれ
が起こります。
上記に頭痛や吐き気を伴うこともあります。
〇心の症状
眼や体の不調がストレスとなり心の異常に発展します。
他人と交わることのない孤独な作業から、
・イライラ
・不安感
・うつ状態
になることもあります。
眼や体の不調がストレスとなり心の異常に発展します。
他人と交わることのない孤独な作業から、
・イライラ
・不安感
・うつ状態
になることもあります。
VDT症候群の予防
〇明るさ
眼のためにはパソコン設置場所の明るさが重要です。
明るすぎず暗すぎず、直射光が画面上で反射しないようにしましょう。
〇距離
少なくとも画面から40cm以上離れて作業しましょう。
画面が見づらい場合は眼鏡の使用や文字の拡大などで工夫すると更に楽になりなす。
ディスプレイの高さを視線がやや下になるように調整していただくとドライアイの予防にもなります。
〇湿度
作業中の眼の渇きを予防するため瞬きを意識して行い、エアコン等の風が眼に直接あたらないようにしましょう。
〇姿勢
椅子に深く腰をかけて背もたれをしっかり使いましょう。
最近では立った姿勢でパソコンを扱うためのスタンディングデスクなども利用されています。
〇適度な休憩
1時間ごとに10~15分程度の休憩をとりましょう。
休憩時は遠くを眺めて眼を休め、ストレッチをして筋肉の凝りをほぐします。
VDT症候群とICL(眼内コンタクトレンズ)手術
VDT症候群は前述のようにパソコンなどを使用して近業を長時間行う人に多いのですが、さらにコンタクトレンズを使用している方は長時間の装用と画面を見つめることによる瞬目の減少で目が乾きやすくなり、ドライアイから眼精疲労も起きやすくなります。
また近視が強く厚いレンズの眼鏡の方はレンズの収差で眼精疲労が起きやすくなります。
レーシックでは術後にドライアイが悪化して長時間のデスクワークが手術前よりも辛くなる方もいますが、ICL手術ではドライアイが悪化することがないのでその心配はありません。
またICL手術後はコンタクトレンズも眼鏡も不要になり、デスクワークが手術前よりも楽になったとおっしゃる方も多数いらっしゃいます。
コンタクトレンズや眼鏡を使用していてデスクワークで辛い思いをしている方は、ぜひ一度当院でICL手術の検査を受けてみてはいかがでしょうか。