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【目にまつわる話】白内障とは?

「最近、新聞の文字が読みにくくなった」
「夜の運転でライトがまぶしい」
「視界がかすんで見える」
このような症状は、年齢とともに多くの方が経験する白内障が原因かもしれません。
白内障は日本で最も多い目の病気の一つで、多くの方が一生のうちに経験する可能性があります。

今回は、白内障について、できるだけわかりやすくご紹介します。

【白内障とは?】
目の中には水晶体という透明なレンズがあります。
カメラのレンズのような役割をしており、光を集めてピントを合わせています。
しかし、年齢を重ねるにつれて、この水晶体が少しずつ白く濁ってしまうことがあります。
この状態を白内障といいます。
レンズが曇ったカメラではきれいな写真が撮れないように、水晶体が濁ることで見え方も悪くなってしまいます。

【白内障の主な症状】
白内障では次のような症状がみられます。

  • ・視界がかすんで見える
  • ・物がぼんやり見える
  • ・光がまぶしく感じる
  • ・夜間の運転がしづらい
  • ・物が二重に見えることがある
  • ・メガネを替えても見えにくい

症状はゆっくり進行することが多いため、「年齢のせいかな」と思って気付かない方も少なくありません。

【白内障の原因】
最も多い原因は加齢です。
年齢とともに水晶体のタンパク質が変化し、少しずつ透明性が失われていきます。
その他にも、

  • ・糖尿病
  • ・強い紫外線
  • ・喫煙
  • ・ステロイド薬の使用
  • ・目のけが

などが原因になることもあります。

【白内障は治るのでしょうか?】
現在のところ、一度濁ってしまった水晶体を点眼薬で元の透明な状態に戻すことはできません。
初期には進行を遅らせる目的で点眼薬が使用されることもありますが、見え方が日常生活に影響するようになった場合には、手術が根本的な治療となります。

【白内障手術とは?】
白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、その代わりに眼内レンズを挿入します。
現在では日本でも数多く行われている手術で、多くは局所麻酔で実施されます。
挿入する眼内レンズにはさまざまな種類があり、患者様の目の状態や生活スタイルに合わせて選択されます。

【ICLとの違いは?】
ICLと白内障手術は目的が異なります。

●ICL
透明な水晶体を残したまま、眼内にレンズを挿入して近視や乱視を矯正する治療です。

●白内障手術
濁った水晶体を取り除き、新しい眼内レンズに置き換える治療です。

どちらも眼内レンズを使用する治療ですが、「近視を治すための治療」と「白内障を治療するための手術」という違いがあります。

【気になる症状があれば眼科を受診しましょう】
「最近見えにくくなった」
「まぶしさが気になる」
「メガネが合わなくなった」
このような症状がある場合は、白内障だけでなく他の目の病気が隠れている可能性もあります。
早めに眼科で検査を受けることで、適切な治療につながります。
見え方に違和感を覚えたら、我慢せず眼科へ相談することをおすすめします。

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