今回は特にお問合せが多い、「ICL手術前後のコンタクトレンズ制限について」のお話です。
ICLの手術の前後では、手術前は正確な目のデータを得るため、手術後は感染症を防ぐためにいくつかの制限がございます。
手術前のコンタクトレンズ制限
レンズの度数を正確に決める際に、コンタクトレンズによる影響を受けないようにするため、手術前にレンズの使用を中止していただきます。
なるべくコンタクトレンズ制限の期間を短くしたい方は、初診予約時に1回目の検査と2回目の検査を連日で取っていただくことをおすすめしています。
特にハードコンタクトレンズやオルソケラトロジーの方は制限の期間が長いため、あらかじめご予約頂いた方が生活の制限が軽く済みます。
また、どうしてもコンタクトレンズの制限が難しいかたは予約時にお伝え下さい。
2回目のレンズの度数を決める検査で必ずコンタクトレンズの制限をして頂ければ、ソフトコンタクトレンズの方のみ初回の適応検査はコンタクトレンズ制限なしでご来院いただけます。
※ただし、それにより検査結果にバラつきが見られた場合には後日3回目の検査が必要なこともございますのでご了承ください。
手術後のカラーコンタクトレンズは1か月からしていただいて大丈夫です。
コンタクトレンズ制限をしていただき大変だとは思いますが、手術前は正確な目のデータを得るため、手術後は感染症を防ぐために必ず守っていただきたいので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。