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【記事】新型コロナウイルス感染症と結膜炎について

Q1.新型コロナウイルス感染症において結膜炎はどのくらい合併しますか?

A. 武漢における結膜炎の頻度は0.8%という論文は出ていますが、すべての感染者に対して眼科的な検査をしたわけではないので、十分なデータではありません。しかし、頻度は少ないながらも新型コロナウイルス感染症に結膜炎を併発する可能性があるのは確かなことです。

Q2.新型コロナウイルスは、通常どのように感染しますか?結膜からも感染しますか?

A. 通常、飛沫感染(咳・くしゃみ・会話中の唾液など約1mで床に落下する5μm以上の飛沫による感染:インフルエンザ、風疹など)と、接触感染(手や皮膚の接触や汚染された物品を介しての感染:アデノウイルス結膜炎、MRSAなど)の2経路とされます。また、エアロゾルを介した感染も指摘されています。エアロゾルとは、気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子で、診療現場では、呼気中に含まれる水蒸気などがこれに該当し、ウイルスが長く空気中に留まります。
結膜からの新型コロナウイルスの感染(患者から医師への感染、診療を介しての患者間伝播)は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と比べれば、可能性は高くないと考えられます。
※日本眼科学会会員メールマガジンより抜粋

【関連サイトリンク】
新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために【国民の皆様へ日本医師会からのメッセージ 】
日本医師会
https://www.med.or.jp/people/info/people_info/009162.html
新型コロナウイルス感染症の目に関する情報について(国民の皆様へ)
日本眼科学会
https://www.nichigan.or.jp/public/news/detail.html?ItemId=187&dispmid=914
日本眼科医会
https://www.gankaikai.or.jp/info/covid19.html
新型コロナウイルスに対する正しい理解のために
日本眼感染症学会 -眼科医療関係の皆様へ-
https://www.jaoi.jp/coronavirust-top/
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