今回は年代別にどのレンズが適しているのかについてお話していきます。
💡10代~40代前半
近視や遠視、乱視の矯正が必要な方にICLをおすすめします。
30歳ごろまでは近視が進行する可能性もありますが、視力が下がってきて、生活に支障が出てきた場合にはレンズの入れ替えを行い、また裸眼での生活を送ることができるようにできます。
40代になると老眼を感じ始める方もいらっしゃいます。遠近両用の眼内コンタクトレンズもご用意はありますが、まだ老眼の程度が軽い方が殆どで、多くの方がICLの適応になります。
老眼の進み具合には個人差がありますので、気になる方は一度ご相談にお越しいただければと思います。
💡40代後半~50代
40代後半になってくると大半の方が老眼を感じ始めます。
・コンタクトレンズをしていて、遠くは見えるけど手元は見えない。
・遠くは眼鏡、近くは裸眼で見ている。
・遠くは裸眼で見えるけど、手元は老眼鏡をかけている。
このようにお困りの方が多いのではないでしょうか?
術後に重視したい、良く見えたい場所をお聞きしながらICL、IPCL、EVOvivaの3種類のレンズの中からおすすめのレンズをご提案させていただきます。
中には手術しないほうが良い眼の度数の方や、数年待ってから手術したほうが良い方もいらっしゃいますのでご相談ください。
💡60代~
60歳を超えると多くの方に白内障が出始めます。早い方ですと40、50代のうちから白内障が出始めます。まだ視力が出ている方でも白内障がないわけではありません。
白内障が進行すると眼鏡やコンタクトレンズをしても視力が出なくなり、白内障手術が必要になります。
白内障が出ている状態でICL等の手術をしても視力は改善せず、数年で白内障手術が必要になることもあります。
当院では自費診療によるレーザー白内障手術を実施しております。
レーザーの手術で、手動では難しい正確な切開や分割が可能になり、微細なずれが影響を及ぼす多焦点眼内レンズの性能を発揮することでき、手術後の視力の安定性や予測性が向上します。
多焦点眼内レンズは5焦点眼内レンズを取り扱っています。
白内障を治療しつつ、多焦点機能で遠近両方の視力を改善することが可能です。
日常生活は基本的に遠くも近くも裸眼で過ごすことができるようになります。
白内障の程度は診察で実際に診てみないとわかりません。当院でご相談頂いても、近くの眼科で確認してからご来院頂いてもかまいません。
レーザー白内障手術、多焦点眼内レンズにご興味がありましたらご来院ください。
近視や遠視、乱視だけでなく老眼や白内障もすべて一人一人程度や進み具合が違うものですので、一概に断定は出来ません。無料ICL説明会等も活用してご相談頂ければ幸いです。