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【コラム】目の外傷について

目の外傷について

季節は突然秋になり、運動会シーズン真っ只中ですね。
運動会を安全に楽しむために、今回は目の外傷のうちの「鈍的眼外傷」についてお話ししていこうと思います。

鈍的眼外傷とは

鈍的眼外傷とは、眼球周囲に打撲などの衝撃を受けることにより、眼球自体やその周囲に障害を生じることをいいます。
原因としては転倒、スポーツ、喧嘩、交通事故などが多いようです。
これにより、眼球破裂や眼窩底骨折がみられたりすることがあります。そのほかにも衝撃を受けた部位・程度によってさまざまな眼症状を起こしますが、長くなってしまうため今回は眼球破裂と眼窩骨折についてまとめてみました。

眼球破裂

眼球破裂とは、眼球が破れてしまった状態のことをさします。
視力低下、充血、むくみ、眼の痛みなどの症状が出るようになります。
眼球破裂をそのまま放置してしまうと、破裂した部位から細菌などが侵入して感染症を発症することもあります。

眼窩骨折

眼球を取り囲む眼窩壁という骨の一部にヒビ・骨折が起こることをいいます。
眼窩は上壁・下壁・内壁。外壁と大きく分けて4つありますが、下壁と内壁は骨が薄く、特に下壁は骨折しやすくなっています。
眼窩底骨折では、眼球を動かす筋肉が骨折部位に挟まって眼球運動障害が起きたり、ものが二重に見える(複視)などの症状が起きたりすることもあります。

ここ最近で一気に過ごしやすくなって運動もしやすくなりましたが、それに伴い怪我も増えそうですね。もし目を打撲したら自身で判断せず、まずは眼科を受診しましょう。

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