ICLと、多焦点レーザー白内障手術の専門クリニックであるアイクリニック東京の執刀責任者である北澤 世志博<ドクターK>が、ICLと老眼治療などについてお答えします。
本記事では、動画内から「遠近両用のICLとはどのようなものか」「60歳の人でも受けられるか」をピックアップしてお伝えします。
遠近両用のICLとはどのようなものか
遠近両用眼内コンタクトレンズの構造を正確に言うと、レンズの中で「集光部分」が網膜より手前・近視に合わせる部分と遠方に合わせる部分に分かれていて、遠近に合わせられるようになっています。
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遠近両用のICL手術は60歳の人でも受けられるか
遠近両用眼内コンタクトレンズを使ったICL手術は45歳くらいの方から増え始め、55歳くらいの方がかなり多いです。
ただ60歳以上では加齢に伴う白内障の症状が出てきます。白内障によって視力が落ちている場合は、白内障の手術と遠近両用の眼内コンタクトで見えにくさを治せます。
高齢の方に関して遠近両用眼内コンタクトレンズを入れられるかどうかのポイントは、ただ年齢だけの区切りではなく、白内障の症状が出ているか・術後に矯正視力が出るかなどが挙げられます。
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ICL手術について詳細はぜひ本編で
今回の動画では、今回記事でご紹介した内容のほか、「ICLで老眼を治すことは可能か」「遠近両用ICLのメリット・デメリット」などについて詳しく、かつ分かりやすく解説しています。
ICL手術を検討中の方は、ぜひ詳しい情報を本編でごらんください。
本編のラインナップ
0:25 ICL手術によって老眼になることはありますか?
1:25 ICLで老眼を治すことは可能ですか?
1:45 遠近両用のICLとはどのようなものですか?
2:23 遠近両用のICLの対象となる方はどのような方ですか?
3:03 遠近両用のICLのメリットを教えてください。
5:19 次にデメリットについて教えてください。
7:21 遠近両用のICLを希望する方は高齢の方が多いと思いますが60歳の方でも受けることができるのですか?
8:13 遠近両用のICLは最近始まったものとお聞きしましたが厚生労働省の承認などは取れていますか?
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