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ICL手術後の白内障や緑内障の割合は?
今から10年前のホールICLがないときの話もインターネットに出ているので、ICL手術について調べてこられる患者様の中には、そうしたお話を読んで、白内障や緑内障について質問される方はかなり多いです。 私(北澤医師)の場合、(ICL手術に用いる眼内コンタクトレンズが)ホールICLになってから、8,000眼以上の方に眼内コンタクトレンズを入れさせていただきました。 -
第1回ICL体験者座談会(後編)
当クリニックで手術を受けた体験者の方からは、ICL手術前の不安について次のような内容が聞かれました。 ・「目に物を入れる」という手術なので異物感が残るのかな、というのは不安でした -
第1回ICL体験者座談会(前編)
今回の座談会に参加してくださった5名が語る「ICL手術後に変わったこと」は次の通りです。 ・眼鏡かけている時の配慮がなくなり、大げさでなく全てがポジティブに変わりました -
ICL手術後の合併症割合は?
ICL手術によって合併症が起こる割合は、正確には1.5%くらいです。具体的には、100人のうち1.5人がICL手術後に何らかの追加処置が必要になる数値です。 北澤医師が執刀した8900眼でのデータでは、全体として1.57%で追加処置が必要、または合併症の治療が必要になりました。 -
ICL手術で失敗はあるのか?
ICLは世界でも120万症例ありますが、失明したという報告は国内含め海外でもありません。 手術ですので、充血や炎症は必ず起きます。 術後は目薬をさす必要がありますが、さぼると感染症を引き起こしたり、失明につながったりかねないリスクはあります。 -
ICLでどれぐらい見えるのか?
ICLはレンズの度で視力を出しているため、視力が落ちずに維持されるというのが良い点です。 一方で、レーシックは角膜を削って視力を出しているので、後から視力が落ちてくることがあります。 -
ICLをおススメする理由
まず、ICLは精度良く視力が出るようになります。レーシックが角膜を削って視力を良くしていくのに対して、ICLは度の付いたレンズを眼内に入れることによって視力を良くします。 度が付いたレンズを眼内に入れる為、眼鏡やコンタクトレンズで視力がよく出ていた方は、同じように精度よく視力を良くすることが可能です。 -
ICLのデメリットとは?
手術ですので、メリットだけでなくデメリットも当然存在します。手術直後は充血や炎症、そして術後1週間程はハロー・グレアや光の環が見えます。1週間は気になりますが、1か月経つとそういった症状は薄くなります。 ただしこういった症状は、手術を受ける方の半分は感じますが、半分の方は感じられないという方がいらっしゃいます。 -
ICLのメリット・デメリット~眼鏡やコンタクトレンズとの比較~
ICL手術の最大のメリットは手術後、「翌朝」から「裸眼」で見えるということでしょう。特にコンタクトの方は長い間の習慣で朝コンタクトをつける、または夜コンタクトを取る、という作業がなくなることがメリットです。 -
眼内コンタクトレンズ(ICL)とは?何の略ですか
ICLは日本語では「眼内コンタクトレンズ」とも表現しますが、正確には「インプランタブル コラマーレンズ」の略です。 インプランタブルは、Implantable=挿入できるという意味で、Collamer(コラマー)は素材のことですので、医学的にはICLは「挿入できるコラマーのレンズ」です。 -
ICL手術について~実際の手術動画より~
ICLは当初「インプランタブルコラマーレンズ」のことを指していました。ただ現在では「インプランタブルコンタクトレンズ」となり、眼内に挿入できるコンタクトレンズという意味になっています。 -
ICL手術前の検査と診察の様子
手術前の検査では、まず「オートレフラクトトノメータ」という器械で、患者様の近視・遠視・乱視の度数を測ります。その後、同じ器械で眼圧を測ります。 -
ICL手術の失敗・リスクについて
ICL手術は目の手術ですので失敗する=失明するのではないか、というのは心配に思う方もたくさんいます。ICL手術は世界で100万眼以上手術が行われていますが、失明したという報告はありません(※2021年時点)。 -
[ICL手術]受ける前に知って頂きたい事
ICL手術は、施術するために執刀医には「ライセンス」が必要です。日本にはライセンスを取得している眼科医が250名ほど、受けられる施設は120〜130程度あります(※2021年時点)。 -
ICLと老眼治療
眼鏡やコンタクトレンズに遠近両用のものがあるように、ICLにも遠近両用の眼内コンタクトレンズが出てきました。構造は眼鏡やコンタクトレンズ、眼内コンタクトレンズで異なります。 -
[ICL]手術前と手術後の制限
ICL手術では眼内に入れるコンタクトレンズの度数が非常に重要なので、日常的にソフトコンタクトレンズを使用している場合は最低3日間、ハードコンタクトレンズの場合は2週間以上、コンタクトレンズの使用を中止していただき、ICL手術を受けるための検査を受けます。 -
[ICL手術]受けられる条件
ICL手術は日本眼科学会のガイドラインに従っています。このガイドラインの中に、対象となる近視の度数というガイドラインがあり、そちらに則った条件で手術を行っています。 -
ICL手術の痛みや怖さ
ICL手術は目の手術ですので、怖さがあるという人は多くいます。ただICL手術は麻酔は点眼で行うので麻酔そのものに痛みはありません。 -
ICLのメリット・デメリット
ICLのメリットはたくさんありますが、一番のメリットは手術後に視力が落ちない点です。ICL手術は20歳前後以上の年齢で受けて、近視が進行しなければ、術後に視力は落ちません。 -
[ICL手術]ICLの術後について
ICL手術を受けられる方は、手術中にレンズが入った際「あ、何か見える」と仰る方もいます。手術当日はかすみが残りますが、術後から0.7~1.0程度見える場合が多く、手術後は自分で十分見える視力でご帰宅できます。 -
ICLとレーシックの比較について
レーシックは角膜を削る手術なので、角膜の状態によってはレーシックを受けるのは難しいケースがあります。具体的には、近視が強く角膜が薄い方はレーシック手術を受けられません。 -
ICLとは
レーシックはエキシマレーザーを使い、角膜の表面を削る手術です。一方、ICL手術は黒目の後ろにコンタクトレンズを挿入する手術です。 近視矯正という意味では同じですが、近視矯正へのアプローチが全く異なります。 レーシックは周囲に治療を受けた方が多いため「なじみがある」気がしますが、実はICL手術の方が歴史は古く、眼科医にとってICL手術は新しい手法ではありません。 ICL手術は今まで一般的になじみがなかったため「新しい手術・治療法」と思われがちですが、そうではありません。 2021年時点での予想では、レーシックを受ける方とICL手術を受ける方の人数は逆転し、近年中にICL手術を受ける方の方が多くなると予想されています。