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ICLの抜去とは???

ICLと、多焦点レーザー白内障手術の専門クリニックであるアイクリニック東京の執刀責任者である北澤 世志博<ドクターK>が、ICL手術後のICLの抜去についてお話します。

本記事では、ICL手術の後、眼内コンタクトレンズを抜去することになる原因と割合や実際にレンズを取る際の状況についてご紹介します。

元に戻す原因と割合は?

私(北澤医師)が執刀したICL手術は5,000件くらいで、国内のICL経験者は(動画撮影時点で)50,000件ほどになりますが、ICLを抜去する割合は0.22%です。

これは500人手術を受けると、1人くらいは元の眼鏡やコンタクトレンズに戻る方がいるという割合です。決して多くはないですが、500人に1人はそうした人がいるのは事実です。

抜去の理由では、レーシックよりは、はるかに少ないですが、ハロー・グレアや光の輪が3か月や半年経っても気になる、眼鏡やコンタクトレンズの時はこうしたことはなかった、というのが理由の1つです。

もう1つは「見え方が違う」という点です。眼鏡やコンタクトレンズもそれぞれ見え方は違います。眼内コンタクトレンズの見え方は基本的に通常のコンタクトレンズと見え方は似ていますが、それでも見え方の質は違います。この見え方の違いによって、以前の眼鏡やコンタクトレンズの生活に戻したいというケースがあります。

また国内では1人だけですが、手術翌日から頭痛が続くという方がいました。この事例について聞いたのは私(北澤医師)は学会でもこの1人の事例だけですが、ありました。

実際にレンズを取るときは大変ですか?

基本的にはICLを入れるときと同じ3mmの切開で行います。

時間としては、入れる時よりも短時間でできます。決してそんなに大変な手術ではありません。レンズを入れるのも抜去も白内障の手術に似たものなので、レーシックメインのクリニックでは難しいと思います。

しかし普段から白内障手術をメインにしている先生のクリニックなら、万が一の抜去の場合でも安心して抜去の手術を頼めるかと思います。

ICLのレンズ抜去についてくわしくは動画本編で

今回は動画本編から内容をピックアップしてお伝えしました。本編でICLのレンズ抜去について、多面的かつ丁寧に解説していますので、ぜひチェックしてください。

ICL手術を検討中の方は、ぜひ本編動画をご覧ください。

本編のラインナップ

0:59 – 元に戻す原因と割合を教えてください
2:49 – 実際に抜去した方とお話しされたことはありますか?
3:18 – 実際にお話してどんな方だったか覚えていますか?
4:10 – 心療内科の薬がICLのリスクになる場合はありますか?
5:18 – 実際にレンズを取るときは大変なんですか?
5:49 – レンズを取ると目の状態は元に戻るのですか?
6:42 – 白内障になったらレンズは取らないといけないんですか?
7:14 – その手術はどこでもできるんですか?


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