ICLと、多焦点レーザー白内障手術の専門クリニックであるアイクリニック東京の執刀責任者である北澤 世志博<ドクターK>が、ICL手術の失敗やリスクについてお答えします。
本記事では、動画内からICL手術について質問の多い「ICL手術の失敗について」「ICL手術はレンズを抜けば元に戻せるというのは本当か」をピックアップしてお伝えします。
ICL手術の失敗について
他には「思ったほど見えない」ということを失敗とするのであれば、術前、眼鏡やコンタクトレンズで1.5ほど見えていた方がICL手術後に1.2ほどしか見えないということで、これを失敗と感じる方はごく稀ですがいらっしゃるのは事実です。
逆に「過矯正」といって見え過ぎることもあります。北澤医師の経験からでは、約0.4%(250人に1人)くらいの確率で度数の変更(レンズの交換)が必要なケースもあります。
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ICL手術はレンズを抜けば元に戻せるというのは本当か
ICL手術のメリットの一つに「レンズを抜去すれば手術前の状態に戻せる」ということがあります。万が一、手術をした後に視力などで不具合がある場合は抜去をし、術前の状態に戻せます。
ただICL手術でも一時的に手術の傷ができますので、多少、近視や乱視の度数が変わる場合もあります。しかし抜去後に眼鏡やコンタクトレンズで日常生活を送ることは問題なくできます。
これまで北澤医師が出会った方では、「視力は良くなったがハロー・グレアが気になって仕方がない」という方や「視力は改善したが見え方の質が違っていた」というケースがありました。
ICL手術について詳細はぜひ本編で
今回の動画では、今回記事でご紹介した内容のほか、「将来、白内障や緑内障になった場合」「術後の合併症」などについて詳しく、かつ分かりやすく解説しています。
ICL手術を検討中の方は、ぜひ詳しい情報を本編でごらんください。
本編のラインナップ
00:32 ICL手術の失敗についてお聞きしたいです。
01:50 術後の合併症についても教えてください。
04:33 将来白内障や緑内障になった場合はどうすればいいですか?
05:59 白内障の手術はどこでも受けることが可能ですか?
06:20 レンズの入れ替えは大変ですか?
06:44 ICLはレンズを抜けば元の手術に戻せるとのことですが実際に取った方はいらっしゃるのですか?
07:46 どのような理由でレンズを抜去したのですか?
09:48 レーシックとICLで合併症の違いはありますか?
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