ページトップへ

【コラム】コンタクトレンズの「PWR・BC・DIA・CYL・AXIS・ADD」とは?パッケージ・ケースの記号の見方を解説

コンタクトレンズのパッケージやケースには、「PWR」「BC」「DIA」「CYL」「AXIS」「ADD」など、さまざまなアルファベットや数字が記載されています。
「この数字は何を意味しているの?」「自分のコンタクトレンズの度数はどれ?」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、コンタクトレンズのパッケージやケースに記載されている代表的な記号について、それぞれの意味や見方を分かりやすく解説します。

コンタクトレンズのパッケージ・ケースには何が書かれている?

コンタクトレンズには、レンズの度数やサイズ、カーブなどを示すさまざまな情報が記載されています。
メーカーによって表記方法は多少異なりますが、代表的なものとして以下の記号があります。

  • PWR / SPH / D:レンズの度数
  • BC:ベースカーブ
  • DIA:レンズの直径
  • CYL:乱視度数
  • AX / AXIS:乱視軸
  • ADD:加入度数(遠近両用)

それぞれの意味を確認してみましょう。

① PWR・SPH・D|コンタクトレンズの「度数」

PWR / SPH / Dとは?

「PWR」「SPH」「D」などは、コンタクトレンズの度数(パワー)を表す記号です。
メーカーによって表記は異なりますが、基本的には同じように度数を示しています。
単位はD(ディオプター)です。

  • −(マイナス):近視用
  • +(プラス):遠視用

例えば「−3.00」と記載されていれば、近視用のコンタクトレンズであることが分かります。
ただし、コンタクトレンズの度数とメガネの度数は、必ずしも同じではありません。特に度数が強い場合などは、メガネとコンタクトレンズで適切な度数が異なることがあります。

② BC|コンタクトレンズの「ベースカーブ」

BCとは?

「BC」はBase Curve(ベースカーブ)の略で、コンタクトレンズの内側のカーブを表しています。
単位はmm(ミリメートル)です。
一般的には、

  • ・数値が小さい → カーブがきつい
  • ・数値が大きい → カーブが緩やか

という関係になります。
BCはコンタクトレンズが眼の形状にどのようにフィットするかに関係する重要な数値です。

③ DIA|コンタクトレンズの「直径」

DIAとは?

「DIA」はDiameter(ダイアメーター)の略で、コンタクトレンズそのものの直径を表します。
単位はmmです。
例えば「DIA 14.0mm」と記載されていれば、レンズの直径が14.0mmという意味です。
なお、カラコンに記載されている「着色直径」と「DIA」は別のものです。

  • DIA:コンタクトレンズ全体の直径
  • 着色直径:色がついている部分の直径

カラコンを使用している方は、この2つを混同しないよう注意しましょう。

④ CYL|乱視用コンタクトレンズの「乱視度数」

乱視用コンタクトレンズには、「CYL」という記号が記載されていることがあります。
「CYL」はCylinder(シリンダー)の略で、乱視の度数を表します。
単位はD(ディオプター)です。
乱視用コンタクトレンズでは、通常の近視・遠視の度数だけでなく、乱視を補正するための度数が設定されています。

⑤ AX・AXIS|乱視用コンタクトレンズの「乱視軸」

「AX」または「AXIS」は、乱視軸(乱視の方向)を表します。
単位は度(°)で、通常は0~180°の範囲で表示されます。
乱視用コンタクトレンズでは、CYL(乱視度数)とAXIS(乱視軸)の両方が重要になります。
例えば、

CYL −1.25 / AXIS 180

と記載されている場合は、乱視度数が−1.25D、乱視軸が180°という意味です。

⑥ ADD|遠近両用コンタクトレンズの「加入度数」

遠近両用コンタクトレンズ(マルチフォーカルレンズ)では、「ADD」という記号が記載されています。
「ADD」はAddition(加入度数)の略で、遠くを見るための度数に加えて、近くを見るために追加される度数を表します。
加齢に伴って近くが見えにくくなる老視(老眼)では、遠くと近くの両方を見やすくするため、遠近両用コンタクトレンズが選択肢となることがあります。

コンタクトレンズの記号を一覧で確認

記号 意味 単位・表示
PWR / SPH 度数(パワー) D
BC ベースカーブ mm
DIA レンズ直径 mm
CYL 乱視度数 D
AX / AXIS 乱視軸 °
ADD 加入度数 D
記号 意味 単位・表示
PWR / SPH 度数(パワー) D
BC ベースカーブ mm
DIA レンズ直径 mm
CYL 乱視度数 D
AX / AXIS 乱視軸 °
ADD 加入度数 D

ICLの検査でもコンタクトレンズの情報が重要です

当院のICL初診検査では、現在使用されているコンタクトレンズの情報を確認しています。
コンタクトレンズの種類や度数、装用状況などは、視力検査などの結果を評価するうえで重要な情報となります。
そのため、ICL手術を検討されている方は、現在使用しているコンタクトレンズのパッケージやケースを受診時にお持ちいただくことをおすすめします。
特に、普段使用しているコンタクトレンズの度数を「たぶんこのくらい」と記憶だけでお伝えするのではなく、実際のパッケージなどをご持参いただくことで、正確なレンズ情報を確認できます。

コンタクトレンズのパッケージやケースは捨てずに保管しましょう

コンタクトレンズのパッケージやケースには、普段はあまり意識しないさまざまな情報が記載されています。
「PWR」「BC」「DIA」などの意味を知っておくと、ご自身がどのようなコンタクトレンズを使用しているのかを確認する際にも役立ちます。
また、ICL手術を検討されている場合は、現在使用しているコンタクトレンズの情報が検査結果を評価するうえで参考になります。
受診の際には、コンタクトレンズのパッケージやケースをそのままお持ちいただくことをおすすめします。
ICLについてご検討中の方は、まずはご自身の眼の状態やライフスタイルにICLが適しているか、専門医にご相談ください。

TOPページに戻る

東京

  • アイクリニック東京 サピアタワー
    〒100-0005
    千代田区丸の内1丁目7番12号 サピアタワー 7階
  • 完全予約制
    ご予約/お問い合わせ(日本語のみ対応)
    (ICL 白内障 無料相談)
    0120-971-162
    03-3215-5489
    (中国語・英語専用ダイヤル)
    080-8496-2829
    ※電話に出られない場合はメッセージを残してください。
    LINE:@eyeclinic-tokyo
    WechatID:eyeclinictokyo

大阪

  • ICLクリニックKITTE大阪
    〒530-0001
    大阪府大阪市北区梅田3丁目2番2号KITTE大阪6F
  • 完全予約制
    ご予約/お問い合わせ(日本語のみ対応)