ICLの創口(ICLを入れるための切開創)は3㎜とごくわずかなので、創口の縫合は通常不要です。昔は白内障手術の創口も5~10㎜と大きく縫合が必要でしたが現在は2.4㎜くらいが主流で、そのほか緑内障や網膜硝子体手術など目の手術は無縫合が一般的になりました。
ICLの創口(3mm)
ICLの創口はわずか3㎜ですが、創傷治癒が完了する1か月程度(特に1週間)は目を強く押したり、ぶつけることがないように気を付ける必要があります。当院でもごく稀(ICL手術4万件のなかで割合にすると約0.01%)ですが、これまでに術後1か月以内に目を直撃する強い打撲外傷を受けて創口が哆開して虹彩が脱出したため、虹彩整復をした方がいらっしゃいます(視力は全員回復しました)。ICL後に強い外傷が危惧される方やアトピーなどで頻繁に目を擦りやすい方には、ご希望により創口の位置を通常切開する角膜(黒目)より少し奥にしたり、創口を縫合させて頂きます。ただしこのような強化をしたからといえ、どんな強い外傷でも全く問題ないわけではありませんので、やはり通常の方と同様に術後早期は注意して頂く必要があります。また縫合をした場合は、縫合しない場合に比べて充血や出血が多く出たり、異物感が1~2週間まで長引くことがあります。
ICL手術において縫合することは通常のICL手術に少し手間をかけるだけですので、特別な追加料金は頂いておりません。ご希望の方は診察時に医師やカウンセラーにお尋ねください。









